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暗記が苦手、それは単なる思い込み
中学生の勉強はほとんど暗記です。
- 漢字を覚える。
- 英単語を覚える。
- 公式を覚える。
- 解き方を覚える。
- 計算方法を覚える。
- 地理の要点を覚える。
- 歴史の年号を覚える。
覚える事だらけです。
覚える事が苦手だと勉強そのものが苦痛になりますね。
僕は暗記力ないから、私は暗記に向いていないから....
ついつい弱気になる気持ちもよく解ります。
でも、本当に暗記が苦手でしょうか?
物を覚える事が出来ないのでしょうか?
そんな事はありません。
その証拠に、好きなスポーツ選手の所属チームからゼッケンNo.までしっかり覚えているでしょう。
大好きなアーティストやグループのデビュー曲から全部言えたりしませんか?
興味があること、感心があることを覚えるのは誰だって出来るのです。
ところが勉強の内容に興味も感心もないので覚えられないただそれだけです。
興味も感心も無い事を覚えるには?
忘れるということは人間にとってとても大切な能力です。
日々起こる全ての事を覚えていたら、人間の脳はパンクしてしまいます。
辛い事、嫌な事は忘れてしまった方が幸せな場合もあります。
人間には大切な事、印象深い事は覚えるという能力が備わっています。
反面、どうでもいいこと、重要ではない事をさっさと忘れてしまうように出来ているのです。
でもテストに出る内容や受験で必要な内容は忘れたら困りますよね?
興味のないこと、感心のないことを覚える方法はたった一つです。
繰り返す事。
覚えては忘れる、忘れては覚え直す。
これを繰り返す事で脳は「これは大切な事だ」と意識して記憶に残すようになります。
暗記が苦手と嘆く前に、「忘れたら覚え直せば良い」程度に気楽に考えましょう。
繰り返す度に、覚えている事が増えて行くはずです。
忘れてしまった事より覚えている事が増えて行く事を喜びましょう。
「ダメだ、ダメだ」とマイナスな気分になるより、「前回より間違いが3個減った」と前向きにとらえる方が暗記の効率も良くなる物です。
関連記事:中学生の家庭学習 暗記学習のコツ
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