タブレットで授業が受けられる家庭学習
学習塾に行って伸びる子、伸びない子
あなたのお子さん、いくつ当てはまりますか?
家庭学習の習慣がついている
解らない事柄を整理して質問が出来る
一学年下の学力がきちんとある
学校での授業に遅れずついていくことが出来る
上の項目に全て当てはまるなら、お子さんは塾に行っても必ず結果を出すでしょう。
しかし、ひとつでも当てはまらない項目を持っていたら、
残念ですが塾に通ってもお金と時間の無駄遣いになる可能性があります。
こんな子なら塾に通わなくても成績がいいの当たり前じゃない?
その通りです。勉強が苦手、勉強が遅れている子は基本的に学習塾では救済されません。
学習塾は教育ビジネスです。
落ちこぼれている子を現状のレベルに引き上げるより、
できる子をよりレベルの高い学校に進学させる方が評価が上がり多くの学生が集まります。
塾で伸びる子には共通点がある
「成績が悪いのは勉強の仕方を知らないから」
学習塾のCMのフレーズではありませんが、
実際に学習塾に通うことで成績が上がった話も沢山見聞きしました。
しかし学習塾に通う全ての子供が恩恵に預かれるわけではありません。
学習塾で伸びる子には共通点があります。
学習塾で伸びる子
日々、学校で勉強したことの復習や宿題。
勉強ができる子はそれなりの家庭学習習慣を持っているものです。
プラス学習塾に通う子は塾での復習や宿題をこなす勉強時間が必要です。
そもそも家で勉強しない子が「家で勉強しないから」と塾に通わせても効果がないのは当たり前です。塾に行っただけで勉強ができるようになったり、成績が上がるのではありません。
あなたのお子さんは具体的に質問ができますか?
どこが解っていてどこが解らないかを先生や親にちゃんと聞けますか?
それとも最初から全部解らないと放棄して泣きついて来ますか?
- 説き方を質問しているか?
- 答えを求めているか?
と置き換えても良いでしょう。
お解りだと思いますが、伸びるのは前者です。
後者の子は塾に行っても座っているだけで聞いているだけです。
後者の子に必要なのは塾ではありません。
解けるところまでやってみる行動です。
まず手を動かしてみることです。
手が止まってしまうのは基礎学力が不足しているからです。
学習塾でも当然復習の時間はあります。
特に新しい内容に入る前は復習から入るのが一般的です。
しかしこの時にする復習の範囲は一学年下程度です。
それ以上遡って復習することはありません。
一学年下の内容がしっかり出来ている子は塾の授業でもしっかりついていけます。
これは学校でも言えることです。
保護者からすれば目を覆いたくなる事実ですが、
小学校の計算が出来ない、不安がある中学生は少なくないのです。
学校や塾で授業についていけない原因の多くは
過去の学習内容がしっかり身についていないことが原因です。
塾で手に余る問題に取り組むよりも基礎からやり直した方が結果的に近道です。
塾で伸びない子はどうすればいいのか?
きっと、うちの子ひとつだけ当てはまらないという方はいないのでは?
ほとんど当てはまらないと思った方が多かったと思います。
勉強嫌い → 嫌いだから家で勉強をしない → だから成績が悪い
家庭学習の習慣がない子は復習が不十分です。
復習が不十分だと解らないことが増えてしまいます。
解らないが新しい解らないを産み、どんどん勉強に遅れて行きます。
解らないことを好きになるはずもありません。さらに勉強が嫌いになります。
全てつながっているのです。
塾に通う前に家庭学習の習慣をつけましょう。
基礎学力を見直しましょう。
学習塾に通うのはそれからでも遅くありません。