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完璧主義だと効率が悪い
このサイトでは「基礎学力」の大切さを繰り返しご説明しています。
勉強が解らない子供は過去の基礎が出来ていない事が原因だからです。
過去に戻って、基礎からやり直しをすることで、今の勉強についていくことが出来るようになります。
しかし、このやり直し学習で「完璧」を求めすぎないように注意してください。
経験上8割程度理解出来れば先に進んで良いと考えています。
せっかく過去に戻って勉強をやり直すのだから、完璧にやらないとまた同じ事になってしまう。
そう心配になるのが当たり前です。
保護者もそうですし、本人だってそうでしょう。
小学校の内容を勉強し直すなんて一回で充分です。
しかし、完璧を求め過ぎて100問中100問出来るようになるまで繰り返す必要はありません。
カリキュラムというのは、大切な事が繰り返し出て来るようになっています。
「100点満点取れるまで次に進まない」と固執するより80点くらい取れれば先に進んで新しい単元でもう一度復習する方が効率のいい勉強だと言えます。
小学校時代に8割取れていれば、今だってこんなに苦労していませんよ。
当時8割取れていない事が問題だったのです。
例えば小学生向けの問題集などで学習をやり直しているとします。
当然、問題集にはその学年の基礎的な問題と応用的な問題が乗っています。
この場合、基礎さえ出来ていれば先に進んで構わないのです。
あらゆる問題が解けなければ基礎をやり直した事ならないと考えがちですが、そんな事はありません。
必要なのは今の学年の学習を理解するための基礎を固める事です。
その学年を完全に攻略することではありません。
学習というのはピンポイントで考えるより単元で考える事が大切です。
教科書や問題集でも必ず単元で区切られています。
少々理解が不十分な事があってもその単元の最後まで勉強することで理解のきっかけをつかむ事があります。
解るまで繰り返す事はとても大切ですが、問題集1ページより単元で繰り返す方が理解しやすいでしょう。
ワオスタディの学習では、理解が不十分だと先に進めない設定になっています。
プリントは5セット単位提供されます。
理解が不十分だと判定されると、同じプリントがもう一度提供されるのです。
よほど理解が不十分な場合は、直近の5セットが繰り返されますが、
全体的に理解が不十分と判定されると単元の最初またはつまづいたと判断されたところからやり直しです。
ワオスタディがやり直し学習に優れているのは理解度に合わせて適切な教材を提供してくれるところにあります。
これまでの経験では80点以上取れていれば先に進む事が出来ていますのでやはり8割程度の理解度がひとつの目安にあると感じます。
全国公立中学の教科書に対応
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