タブレットで授業が受けられる家庭学習
出来ない子は塾に行ってはいけないのか?
- 家庭での学習習慣がある
- 具体的な質問ができる
- 一学年下の学力がある
これらの項目をクリアしていない子は塾に行ってはいけないのか?
そういう意味ではありません。
塾に行きながらでもこれらの項目をクリア出来るなら何の問題もありません。
最初の家庭学習については、家で勉強する時間を作れば済む話です。
誰にでも出来ることです。
しかし二番目以降のことは一朝一夕で片付く問題ではありません。
特に二番目三番目の項目は聞いている内容は違いますが中身は同じことです。
一学年下くらいの学力が無ければ質問は出来ないのです。
学習の遅れがわずかであれば、学習塾に行きながら過去の復習をすることも可能でしょう。
しかし遅れが大きいお子さんは、塾に行く時間を家庭学習に充て、
過去の復習に力を入れ、必要な学力を身につけてから塾に通う方が効果的です。
その目安が一学年下の学力があるかないかなのです。
出来ないのではなく遅れているだけ
勉強が出来ない子は能力が無いのではなく
単純に今の学年より勉強が遅れているだけです。
解らなくなった原因は色々です。
病気で欠席している間に遅れてしまう場合や
先生に原因がある場合も少なくありません。
しかし一番大きな原因は家で勉強をしないことです。
復習の習慣が無いことです。
勉強の遅れは勉強することでしか取り返せません。
遅れているなら追いつけば済む話です。
今からでも決して遅くありません。
学力はやれば伸びるものです
学力と一言で語っても
- 漢字をたくさん知っているとか計算が正確に出来るとか努力で身につく力
- ひらめく力、試行錯誤する力、論理的に考える力など努力だけでは身に付きそうもない力
さまざまな種類がありますね。
特に勉強が遅れている子供たちは
後者の学力が学年相応についていない傾向があります。
でもあきらめることはありません。
学力はやれば必ず伸びるものです。
- ひらめく力はたくさん問題を解くことで少しづつ磨かれていきます。
- 試行錯誤する力はたくさんの解き方を身に付け試してみることで身に付きます。
- 論理的に考える力は問題の主旨を読み解くことで鍛えられます。
家庭学習習慣がないお子さんは復習や演習が不足しています。
不足しているから伸びていない力があるのです。
もちろん、これらの力は一朝一夕にはつきません。
だから、毎日勉強することがもっとも有効な方法なのです。
スポーツだって勉強だって週一でする子より毎日する子の方が伸びるのです。