タブレットで授業が受けられる家庭学習
計算以前の問題を見過ごしていませんか?
私の娘は数学、理科が苦手です。
そもそも数字が苦手です。
簡単な計算もパッとは出来ません。
暗算で解けそうな計算も筆算しないと不安でたまりません。
計算は技術ですから、練習すれば必ず上達します。
しかし、最低限のルールを軽視したまま練習をしても効果は期待出来ません。
数学が苦手、計算が苦手な子はそのルールをいい加減にしているので
計算をより難しいもの、辛いものにしています。
計算以前の大切なルール
それは「数字を丁寧に書く」、「桁を揃える」という事です。
「当たり前でしょ!」と思われるかもしれませんが、数学の苦手な子の計算やノートを見ると見事に数字が無茶苦茶です。
数字を丁寧に書く
文字のキレイ、汚いはあえて問いませんが、「読み易い字」「同じ大きさの字」「他の数字と見分けがつく字」を書く事は最低限のルールです。
自分で読み返しても2だか7だか解らないようでは正しい答えが出る方が奇跡です。
桁を揃える
もう一つが桁の問題です。
桁を揃えて書く。これも疎かにすると絶対に計算は合いません。
計算している時は解っても、後から確認するときにまた最初から数字を追うはめになります。
自分で計算というものをより難解にしているとも言えます。
上の二点は決して難しい事ではありません。
意識して書くかどうかの話です。
治そうと思えば今すぐにでも治せる事です。
何事も習慣化には時間がかかります
- 数字を丁寧に書く
- 桁を揃えて書く
やればすぐに出来るものでも、習慣化するところまで身につけるにはやはり時間がかかります。
そしてこれは自分一人でやり通すのは難しい行動です。
文字を書いている時点では本人も困っていないからです。
将来的にはきっと困る事になりますが.....
定期的に保護者や周囲の大人が声をかけてあげる必要があります。
私の娘もかなり改善しましたが、時間で焦るとすぐにこの悪い癖が顔を出します。
ある程度気長にやるしかないと思いますが、
「丁寧に書く」「桁を揃える」この二つを意識するだけで
計算は速く正確になりますし、テストでの失点を確実に防いでくれます。