タブレットで授業が受けられる家庭学習
やる気スイッチ神話
- 「あなたのやる気スイッチを押します」
- 「やる気スイッチON!」
有名、進学塾のキャッチコピーです。
そのスイッチは誰もが持っていて、オンにすると突然勉強が大好きになる。
親からすれば夢のようなスイッチです。
娘の勉強で頭を抱えていた頃、本気で探した事がありますが、
もちろん見つかりませんでした。
やる気スイッチなんて、そんな便利なものはありません。
大人だって嫌な仕事は嫌ですよね?
子供だって同じです。
でも家庭学習を続ける、家庭学習を習慣づけるのに「やる気スイッチ」は無用です。
そんなものに頼らなくても、学習習慣はつきます。
やる気がなくても続く勉強方法:基本
続く家庭学習のコツ:出来ないことは続かない、出来る事だけ続けよう
上のページでこのサイトでご説明している内容です。
解る事からやり直す、学習単位を小さくする。
これだけでも学習が「出来ない事」から「出来る事」に変わります。
出来る事を増やしていけば自然に家庭学習は習慣づいていきます。
やる気がなくても続く勉強方法:テクニック編
基本はやる気が無くても、出来る方法に変えるという事ですが、
併用すると効果があるテクニックも存在します。
あくまで上の基本と併用するという事でご理解下さい。
我家で採用しているのは、「英単語1分間暗記」「漢字1分間暗記」です。
教科書やワークに登場する英単語や漢字を適当に何個か抽出して1分間だけ集中して暗記します。
最初は2個か3個で良いと思います。
1分間で覚えきれる数とすると5個以内が適当でしょう。
暗記するという作業が大切です。
暗記した数や暗記出来たかどうかもそんなに重要ではありません。
あくまで勉強を始める前のウォーミングアップです。
脳を温めるというイメージです。
いきなり、勉強を始めるより、ウォーミングアップを入れると
すんなり勉強を始められるようです。
親の手間はかかりますが、家庭学習のスタートを少し後押ししてやると考えれて少しつき合って上げて下さい。
最初は毎回必要ですが、家庭学習の習慣がついてくると不定期でもかまいません。
我家では娘から、気分が乗らない時に「1分間テスト」のリクエストが来るようになりました。
テレビの連続ドラマは毎回「次が気になる」ところで終ります。
バラエティ番組も興味をあおっておいて「CM」を挟みます。
なんとなく続きが気になります。
このキリが悪い、続きが気になるというのは勉強でも有効です。
出来てようが出来てまいがその時間になったらお終い。
「もうちょっとだったのに」と思う気持ちが次の勉強意欲につながります。
我家では夕食前の勉強は夕食が出来たところで終了、
夕食後の勉強はお風呂の順番が来たら終了がルールです。
いつ「お終い」って言われるか解りません。
結果的に毎回中途半端なところで終ります。
途中で終ると次の学習が最初からではなく続きからになります。
結果的に、最初からより続きからの方が楽に学習に入れるようです。
ご紹介したのはあくまでテクニックです。
解る事からやり直す、学習単位を小さくするといった学習を苦にしないスタイルと併用してください。
勉強そのものを苦痛にしない工夫があってのテクニックだと考えます。
全国公立中学の教科書に対応
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